未来が変わらない恐怖・・・ タイムトラベルSF「12モンキーズ」
12モンキーズという映画を見ました!
今回はその感想を書いていきたいと思います!
12モンキーズの超あっさりした概要
ウイルスがばらまかれ、人類は破滅の危機にさらされていました。
この危機的な未来を変えるため、特赦を条件に犯罪者の主人公が過去へタイムトラベルする、というお話です。
全体的に重い雰囲気が漂うタイムトラベル系のSFです。
感想
未来が変わらない恐怖
僕はタイムトラベル系の醍醐味は過去の出来事によって未来が変えられるってことだと思っています。
しかし、12モンキーズは残酷なことに未来が変わりません・・・
未来の世界で知っていた断片的な出来事が、過去で再現されるたびに未来が変わらないもどかしさを感じました。
あれだけ必死に行動したのに、結局は前回の過去と同じことをしていたのかと思うともう・・・
これと重い雰囲気が相まって憂鬱になってしまいましたよ・・・
最後に夢で見ていたシーンが再現された時は「はぁ、結局未来ってかわらないのか・・・」と本当に悲しかったです泣
ブラット・ピットのイカレテいる演技がすごい
この作品にはブラット・ピットが頭がイカレテいる役で出演しています。
この演技がうますぎです!
手のせわしなさや眼球の動きなど、演技とは思えないうまさです!
最初に出てきたときにブラピとは気づかなかったです(笑)
主演女優のマデリーン・ストウが綺麗
この映画の主演女優はマデリーン・ストウという女優さんです。
この方が美しかったです!
精神科医という役柄なのですが、知的で凛とした美しさがありました!
最後の絶望から希望を見つけてほほえむシーンなんてずっと見ていられます!
最後のシーンの解釈が人によって変わる
12モンキーズは最後に意味深なシーンで終わります。
このシーン、人によって解釈が変わります。
僕は疑いもなく、「人類の未来は救われたんだな、まぁよかったわ」と思っていたのですが救われていないと解釈する人もいます。
結局どっちなんでしょうか?
他の人の説を読むたびにバッドエンドの気がしてきてならないです・・・
個人的には主人公とヒロインの頑張りが報われてほしいので「救われた」エンドを押します!
詳しい方いたら教えてもらいたいっす!
映像がちょっと古く感じる
12モンキーズは1996年に公開された映画です。
そのため、映像がちょっと古いな~と感じることが多かったです。
作品自体が面白かったので気にはならなかったのですが、そういうのが嫌いな方は見ない方がいいかなと思います。
終わりに
12モンキーズはタイムトラベルなのに未来が変えられないというなんともショッキングな映画です。
「ちょっと憂鬱な映画と見たい」「タイムトラベル系のハッピーエンドはあきた」という方にはおすすめな作品です~
気になった方はぜひ見てみてくださいね~