【感想】親子の物語 バケモノの子
どうも~、映画好きのwasurenです!
最近、「バケモノの子」を見たのでその感想を書きます~
これから見る方に!おすすめポイント!
主人公:久太とバケモノ:熊吉の絆
物語は母が死に、1人になった主人公:九太が、1人で生きてきたバケモノ:熊吉の弟子になるところから始まります。
種族が違う二人が、お互いに罵り・反発していきながらも徐々に絆が深まっていき、その関係は本当の「親子」のようなものになります。
この絆の育んでいく過程がおすすめポイントです!
「親子ステキ!」が前面に出てくるから親子で見るのはちょっと恥ずかしい気がする話です(笑)
しかし、「本当の親子の関係ってこうだよな!」って気分になれるのでぜひ見てみてください~
感想(ネタばれ注意!)
久太と熊哲の絆
おすすめポイントでも書いた久太と熊哲の絆。
これが最高です!
初めは久太が生意気過ぎだし、熊哲は教えるのが下手すぎでどうなることやらと思いました(笑)
しかし、久太が熊哲の真似を始めてから流れが変わりましたね~
ばれないように真似していて可愛かったです(笑)
そうこうしているうちに避けるのがうまくなって攻撃もうまくなってと強くなっていきます!
また、熊哲も久太が成長するにつれて強くなっていきましたよね~
「教育って一方通行でなく、お互いにプラスになっていくんだな~」て感じました!
久太が大きくなっても互いに罵り合っていましたが、なんとなく子供の頃とは違うように感じました。
口が悪くても心がつながっている、そんな関係ってうらやましいです!
もう一組の親子:猪王山(いおうぜん)と一郎彦
このお話では久太・熊吉と対象的な猪王山・一郎彦ペアも出てきましたよね~
人格・力共に優れており、優しい父とそんな父を誇りに思い、尊敬している子供。
まさに理想的な親子です!
しかし、猪王山はやさしさから、一郎彦は真面目さからすれ違いが生じてしまい、一郎彦が闇に落ちてしました・・・
どちらも一般的には「良い」とされる性格なのですがね・・・
そんなものよりも「互いに認めあう」っていうのが大事なんでしょうね。
ダメダメな久太・熊哲ペアでしたが、その一点だけは誰にも負けていなかったですね!
まぁ、認め合うというか認めさせ合っていましたが(笑)
子<親ではなく子=親、というか友達って感じがポイントですね!
僕が子育てすることになったら親子というより最初の友達と言うことを意識していきたいと思いました!
熊哲VS猪王山
僕の一番好きなシーンです!
前半は無策な熊哲の力押しから始まりましたが、そんなでは猪王山には勝てません。
ぼこぼこにされて倒されてしまいました。
「万事休すか!?」と思ったところで久太登場!
待ってましたのお決まりの罵倒し合いで復活!
もう身震いしちゃいましたよ~
そして、久太のかけ事と一緒に笑いながら戦う熊哲。
もう、どんだけ久太のことが好きなんだよと(笑)
こんなの見たらニコニコが止まりませんって(笑)
そして見事に猪王山を打ち破ります!
思わずガッツポーズしちゃいましたよ(笑)
バケモノの子は熊哲が久太の穴を埋めるシーンも熊哲の覚悟が伝わってきて好きです。
しかし、こっちは二人で戦っている感じが強いので一番のシーンとしました~
最後に
いや~久太と熊哲をみていたら、自分も親と話したいな~と思ってきちゃいまいた(笑)
この映画は親・子のありがたみを感じられる映画かと思います。
進学や就職で距離があき、親子のありがたみが薄れてきて方におすすめの映画です!
これを見て親子のありがたみを思い出しましょう~